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外壁塗装前に、複数業者への相見積もりする際に見積もりをもらったが、

「どこを見ればいいかわからない?」

「金額が高いのかわからない?」

など、知識が無いと全く分からない項目が意外と多いのが塗装工事です。

そこで、見積書をチェックしておくべきポイントをご紹介しております。

見積もりチェックポイント【塗装面積】

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外壁塗装面積は、業者によって算出方法は様々です。見積り書に出される塗装面積には、多少なりとも違いが出てきます。

当然、面積の違いがあれば工事金額も変わってきます。

大体の面積を自分でも算出する方法がありますので、まず自分で算出しましょう。

外壁塗装のおおまかな算出方法

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外壁面積=(①+②)×2×6(高さ)-被塗装面積=【塗装面積】

より正確な㎡数を測る場合は、窓などの被塗装面積をきちんと測るのが良いのですが、この算出方法でも、ほぼ正確な施工面積になります。見積りを取る前に一度、ご自分で計ってみてはいかがでしょうか?㎡数がわかっていれば、業者の提示する㎡数と比較が出来ますので、騙されることはなくなります。業者によっては、50㎡近くも上乗せしている所もありますので、是非、計ってみてください。大体、30分から1時間で算出できると思います。

見積もりチェックポイント【塗装種類】

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同じグレード(種類)の塗料が使われているかまず確認すべきポイントです。やはり材料によって値段が大きく変わってきますので工事代金にも影響します。

また外壁、屋根に使用する塗料と、その他の部分(破風板、雨樋、軒天井)に使用する塗料のグレードは同じもので統一するのが良いでしょう。

その理由

外壁塗装や屋根の塗装に使われる塗料のグレードと同じグレードの塗料をそれ以外の部分で使用していないと、塗り直しのタイミングや時期が変わってきてしまうので対応が必要になってきてしまいます。

例えば、外壁部分と屋根部分には耐用年数が10年の塗料を使用したとします。その他の部分(破風板、雨樋、軒天井)には、耐用年数が4,5年しかもたない塗料を使用した場合、4,5年経った頃にその他の部分(破風板、雨樋、軒天井)が色褪せや塗膜が剥げてしまい、外壁、屋根は綺麗な状態なんてケースはよくあります。塗料の種類により値段や耐久年数が大きく変わります。見積もりを比較する際は、使用塗料をしっかり確認しましょう。

見積もりチェックポイント【項目】

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※記載例

名称 品種 数量 呼称 単価 金額
外壁塗装          
高圧洗浄   100 300 30.000
下塗り 〇〇弾性フィーラー 日本ペイント 100 500 50.000
中・上塗り シリコンセラUV ND-102 日本ペイント 100 1700 170.000
破風板 ファインシリコンセラ ND-112 日本ペイント 30 800 24.000
雨樋 ファインシリコンセラ ND-112 日本ペイント 40 m 800 32.000
雨戸 ファインシリコンセラ ND-112 日本ペイント 10 5000 50000

見積書に塗装箇所が全て記載しているかどうかは非常に重要になります。

全部の箇所を塗ってもらうものだと思っていたら、工事後、塗り残しがあり業者に塗ってほしいと指摘したら、追加料金を請求された!なんてトラブルも少なくありません。そうならないためにも塗装個所が見積書に記載があるかどうかをしっかりチェックすることが重要です。

知っておいた方がいい見積書の項目

名称(項目) 仕様 単位
足場工事・仮設足場工事 単管足場・棚足場
ここの項目がない、もしくは、一式表示になっていたらおかしいです。本来、足場工事は㎡で算出するのが基本です。算出方法は業者によって異なりますが、壁の高さ・各出隅に1mをプラスして算出するのが普通です。
飛散防止シート メッシュシート
この項目は、塗料が近隣などに飛散しないために張る「メッシュシート」というものです。普通は、前面に張るはずなので、足場の平米数と同じでなくてはいけません。シートを張らずに施工すると近隣とのトラブルのきっかけになるので、この項目は確認すべきです。また、業者によっては足場工事とメッシュシート込みで単価を算出する業者もいます。
高圧洗浄 100~150kg/圧 ㎡・一式
普通は、塗装する面積と同じ平米数で算出しますが、あまりにも洗浄する面積が少ない場合は1式表示になる事があります
養生・マスキング 養生シート ㎡・一式
塗装しない部分、または汚してはいけない場所をビニールで囲う作業の項目です。手間の掛かる作業ですのであって当たり前の項目です。業者によって異なりますが㎡か1式で算出します
下地処理 コーキング打ち替え・増し打ち クラック処理(モルタル) 既存塗膜肌合わせ
他にも、下地処理の工法や仕様はあるのですが、ポイントはちゃんとこの項目が明記されているかどうかです。下地処理を行わずに塗装することはほとんどないので、きちんとこの項目があるかどうかは確認そましょう。ない場合は、何故ないのか聞いてみるべきです。
外壁・屋根塗装 アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素等
この項目は、非常に重要です。ここは間違いなく㎡で算出する項目なので、きちんと1式表示されていないか確認しましょう。また、仕様の部分にきちんと下塗り・上塗り1回目・上塗り2回目別に材料名が記載しているかも確認しましょう
破風板・幕板(化粧胴差) アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素等
軒天・上げ裏 アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素等 M・㎡
この項目も、きちんと仕様の部分に材料名が記載されているか確認しましょう。破風・幕板に関してはほとんどの場合がmで算出します。また軒天・上げ裏に関しても幅が1m以上の場合を除いてmで算出します。
霧除け・庇 アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素等 M・㎡・ヶ所
あまりにも数が少ない場合は~ヶ所という表示の場合があります。また、軒天・上げ裏と同様に幅が1m未満の場合はmで算出し1m以上の場合は㎡で算出するのが基本です。
諸経費 産廃費・管理費・運搬費 一式・~%
この項目は、業者によって記載されていない場合があります。そういった場合は、施工単価に含まれている場合がほとんどです。

この他にも項目や、色々と注意すべき点はありますが、最低でもこの内容は頭に入れておいてください。

まとめ

見積り書をチェックする際、塗装しなければいけない箇所の名称と金額がきちんと記載してあるかどうかしっかり確認しましょう。複数業者へ見積りを頼むと、各社の違いがよく分かりると思います。もし疑問点があればしっかり確認しておくことが重要になってきます。

またライフ総建では、塗装工事や塗料についての資料請求やご質問等も無料にて受付ておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

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