9d6db18d45ef5814cd036dfb72ec5f8b_s コロニアル屋根に苔や汚れが目立ってきてある日突然、訪問販売業者に 屋根塗装を勧められ 見積もりを出してみたらびっくりした金額を提示されたなんて方もいらっしゃると思います。実は、劣化の状態によっては塗装をしないで吹き替えた方がいい場合や築年数が浅い家などはそのままの方にしておいた方がいい場合もあるんです。今回は塗装の時期を見分ける方法や塗装工程などコロニアル屋根塗装の相場をお伝えしていきますので是非参考にして見て下さい。

コロニアル屋根の塗装時期のサイン

コロニアル屋根の場合、約10年周期で塗り替えするのが一般的なのですが、それぞれの使用環境によって違いがあります。例えば、直射日光、湿気、風通りや雨水などが溜まりやすい所は特に劣化の影響が出やすいともいえます。以下の写真で実際の劣化状況を確認していきましょう。

実際の塗り替え時期=サインをチェック

【チェック1】屋根が色褪せてきている

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【チェック2】表面が白くなってきている

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【チェック3】カビが生えている

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【チェック4】苔や藻が生えている

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【チェック5】塗膜が剥がれている

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このように屋根は一番見えない場所あり、一番傷みやすい場所でもあります。屋根に実際上ってみないとわからないものです

塗装時期には、日当たり良い所と悪い所での差がでます。

日当たりが良い所は、乾燥が早く比較的傷みは少ないです。それと反対に日当たりが悪い所では湿気が溜まりますので、苔やカビなどを発生させます。そのため劣化が早くなってしまいます。ただ日当たりが良すぎても紫外線により傷めてしまう事もあります。人間でいうと紫外線をずっと浴びないと健康に良くないといいますが、その逆に日焼けなど紫外線を浴びすぎるとシミなどができます。屋根も人間の肌と同じなのです。要するにバランスが大事だという事です。

最適なコロニアル屋根の塗装時期

コロニアル屋根の場合、一番最適と思われる時期は【チェック2】~【チェック3】くらいが一番塗り替えの時期となります。

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例えば【チェック5】くらい傷んでしまいますと塗装することはできますが、コロニアルその物自体の傷みが激しいと数年で塗料が剥がれてしまう事があります。そうなると数年置きに塗り替えが必要になるため、コストパフォーマンスがあまり良くありません。逆に屋根を吹き替えした方がいい場合もありますので、状況にあった施工が大事だという事です。

やはり屋根は一番見えない場所あり、一番傷みやすい場所でもあります。防水の面でも一番重要です。

コロニアル屋根の塗装工程

ライフ総建が行っている屋根塗装の工程をご説明いたします。

1、足場組立

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塗装作業をするための足場を組んでいきます。その後近隣にホコリや塗料が飛散しないようにネットを足場に張ります。

2、高圧洗浄

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高圧洗浄で、旧塗膜に付着している汚れやほこり、コケ、藻などを、100~150㎏/c㎡の強い圧力が出る洗浄機で洗い流すします。ここで高圧洗浄の意味としては、ほこりやコケなどを洗い流す事によって塗膜の密着性を高める為に行うものです。要するに、旧塗膜に付着している汚れや異物の上に新しい塗料を上から塗っても密着性が極端に低くなるため、塗膜の剥がれの原因になるからです。 この作業をしないで、塗料を塗った場合、早ければ1か月、半年で剥がれる場合があります。なので高圧洗浄は最も重要な作業になります。

3、下地処理(ケレン、棟板金ビス打ち、コーキング)

ケレン

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下塗りする前に、棟板金部分をケレンします。古い塗料の除去及び塗る塗料の食いつきを良くすることが目的です。

棟板金ビス打ち

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棟板金ビス打ち=長年の劣化で棟板金の釘の浮いている事が多く、この釘が取れてしまいますと棟板金がとれてしまいます。そうなると大変ですので、塗装する前に屋根全体の点検を行いビスを増し打ちします。

コーキング

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上の写真のように劣化している場合は、棟板金の抑えやつなぎ目、コロニアルのひび割れ部分の隙間から雨水が浸入してしまいます。その雨水の浸入を避けるためにコーキング材を隙間に埋めていきます。

4、錆止め

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棟板金に、錆止め塗料を塗っていきます。

5、下塗り(1回目)

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下塗りは、下地との密着性をよくするためのに専用の塗料を塗っていきます。万が一吸い込みが激しい場合は、下塗りを2回塗ります。

6、タスペーサー取り付け

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下塗りが乾燥してから、タスペーサーを差し込んでいきます。タスペーサーとは、屋根材と屋根材の隙間に差し込む部材です。仮にタスペーサーをいれず塗料を塗った場合、屋根材と屋根材の隙間を塗料で完全に塞いでしまいます。そうすると毛細管現象で水分が内部に浸入し雨水の逃げ道がなくなり、雨漏れの原因にもなってしまいます。そういった事を避けるためにタスペーサーで隙間を作ってあげ、水はけをよくするという役割になります。

7、中塗り(2回目)

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中塗りは、仕上げ塗料の1回目の工程をいいます。刷毛とローラーで塗り分けていきます。

8、上塗り(3回目)

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上塗りは、仕上げ塗料の2回目塗って完成です。

コロニアル屋根塗装の相場について

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塗料の種類 平均単価(㎡)
アクリル系塗料 800円~1000円
ウレタン系塗料 1300円~1800円
シリコン系塗料 2000円~2500円
フッ素系塗料 3500円~4700円
遮熱系塗料 3500円~4700円

今の平均的な相場はこのような形です。

まとめ

近年、多く普及しているコロニアル屋根ですので、ご自宅の屋根がコロニアルという方も多いと思います。 コロニアルの場合にはに、必ず必要な工程のタスペーサー取り付け(縁切り)は、他業者によってはこの工程を行わない所もございます。契約前や見積もり時に必ず確認をするようにしましょう。 その確認をする事で後々の施工不良を未然に防ぐことができます。是非、塗装をおこなう前にこの記事を参考にして、満足のいく塗装工事を行っていただけたらと思います。

またライフ総建では、屋根塗装や屋根用途料についての資料請求やご質問等も無料にて受付ておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

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